■ 御霊(みたま)観音 (戦没者供養)

 昭和廿五年の本堂竣工に先立ち一六世浄天和尚の発願により当初陶芸作家星合ほしあい氏に陶製の観音像を依頼したが、窯で焼くには余りに膨大で三度の試作も失敗し断念。
 たまたま尾張地方の尼寺から戦火で焼けだされたという石像を譲り受け、除幕式に間に合った。以来、戦争犠牲者を慰霊する御霊観音像として地域の人々が詣で万国の平和を願っている。

白衣観音

総丈 2m80cm